今年普信閣で行われた除夜の鐘行事=(聯合ニュース)
今年普信閣で行われた除夜の鐘行事=(聯合ニュース)
【ソウル28日聯合ニュース】2010年を迎える「除夜の鐘」をつく行事が元旦零時にソウル・鍾路の普信閣で行われる。ソウル市が28日に明らかにした。
 除夜の鐘行事は、「分かち合いと希望」がテーマ。インターネットで市民の推薦を受け選ばれた11人が参加する。2010年サッカー・ワールドカップに出場する韓国代表のホ・ジョンム監督、世界で初めてヒマラヤ16座制覇を成し遂げた山岳家の厳弘吉(オム・ホンギル)さん、慈善活動を続け「2009大韓民国分かち合い大賞」を受賞した女優のパク・ウネさんのほか、賃貸住宅に住みながらのり巻きを売り稼いだ金を毎月寄付している女性、ベルギー出身で韓国に帰化し、医師の資格を取り低所得住民や末期がん患者を40年間サポートしてきた女性らが、呉世勲(オ・セフン)市長やソウル市関係者らとともに33回、鐘をつく。
 また、普信閣特別ステージが設置され、芸能人による祝賀公演など、さまざまなイベントが催される。
 この行事に伴い、31日午後10時から翌1月1日午前2時まで、鍾路の光化門~鍾路2街区間が全面通行止めとなる。このため市内バスは世宗路を運行する61路線、地下鉄鍾閣駅一帯を経由する43路線が臨時迂回(うかい)運行を行う。市内地下鉄は、1月1日午前2時(終着駅到着基準)まで15~30分間隔で運行する。
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