名誉市民は、ソウルの発展や文化交流に大きく寄与した外国人に贈られる。1958年から毎年選定され、50年間で90カ国607人に名誉市民証が授与された。
ことしの受賞者には、特に韓国との縁が深い外国人が選ばれた。アルベライスさんは16年以上ソウルで生活しながら、米CNNと聯合ニュースのジャーナリストとして活動し、全世界のスペイン語圏視聴者・読者に韓国のニュースや文化を広く伝えてきた。アルベライスさんは「努力が認められたようで感激している。スペイン語圏に韓国の文化や芸術など、よく知られていないプラスの面を紹介するとき、大きなやりがいを感じる」と語った。
このほか、米国に無断で持ち出された文化財93点の国内返還に尽力した民俗学者、チョ・チャンスさんの息子に当たる、ソウル・ヒルトンホテルのエリック・メルビン・スワンソン総支配人、米ゼネラル・モーターズ(GM)のニック・ライリーアジア・太平洋最高経営責任者(CEO)、韓国マッコーリーグループのジョン・ウィリアム・ウォーカー会長、駐韓カナダ商工会議所のサイモン・ビュロー所長らも名誉市民に名を連ねた。
ソウル市はこの日、名誉市民制度50周年を迎えての記念式も開催。各国外交使節ら、50カ国から200人余りが出席した。
呉世勲(オ・セフン)市長は、あいさつを通じ「コンゴも皆さんがソウル市名誉市民であることを最も誇らしい勲章と感じることができるよう努力していく」と述べた。
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