「みんなの気分がよくなる音楽をしたい」――。

19日の<2009アジアソングフェスティバル>で初の来韓公演を行った日本のユニット<mihimaru GT>は、インタビューで自分たちの音楽スタンスをこのように紹介した。
 
hirokoとmiyakeで構成された<mihimaru GT>は、ヒップホップとJ-POPを融合させた軽快な「ヒップポップ(Hip-Pop)」を聞かせる。2006年に発表したシングル『気分上々↑↑』が大人気を博し、第48回日本レコード大賞で金賞を受賞したほか、NHK紅白歌合戦にも2年連続で出場した。
 
ユニット名はmiyakeの「mi」とhirokoの「hi」、船に付けられる丸「maru」を組み合わせた。だがこれだけでは物足りず、車に付けられるグランツーリスモの「GT」を加えた。「言葉と国境の壁を早く超えたい」という思いが込められているという。
 
多くの国で愛されたいという願いをかなえるため、このほど韓国と台湾ファンの投票で収録曲を選定したベストアルバム『The Best Selection of ASIA』を発表した。
 
アルバムには、韓国ファンともっと近づきたいとhirokoが韓国語で歌った『気分上々↑↑』も収録されている。hirokoは、発音がいいと褒められたが、実は簡単なあいさつ以外は話せないと笑う。
 
2人が目指すのは、簡単で歌いやすい曲だという。「わたしたちはヒップホップやロック、ポップなどさまざまなジャンルの音楽を聞いてきた世代でしょう。それを全部合わせて<mihimaru GT>だけのカラーがある音楽をつくりたいです。だれでも口ずさめるような歌が目標です。歌は言葉以上の意味を持っていますから」
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