昨年の「韓日交流おまつり」で、秋田竿燈まつりの公演のようす=(聯合ニュース)
昨年の「韓日交流おまつり」で、秋田竿燈まつりの公演のようす=(聯合ニュース)
【ソウル16日聯合ニュース】韓日両国の伝統・大衆文化を楽しめる「韓日交流おまつり2009」が20日、ソウル市庁前広場で開催される。
 2005年に韓日国交正常化40周年を記念した「韓日友情年」イベントの一つとして始まった「韓日交流おまつり」は、両国の市民が参加する最大規模の交流行事として定着した。

 同イベントは毎年ソウルで開かれてきたが、ことしは「つなげようソウルと東京!つなげよう未来へ!」をテーマに、初めてソウルと東京で同時に開催される。これは日本でも韓国の文化を広められる場を設けてほしいとの声が上がったことによるものだ。

 韓国側実行委員会の姜信浩(カン・シンホ)委員長は、「ついにソウルと東京で同時開催が実現した。同イベントは両国の友好の象徴になるだろう」と喜びを語った。

 ソウルで開かれるイベントには、30カ団体から500人余りが参加し、韓日の伝統舞踊や演奏などを披露するほか、両国の伝統楽器による競演なども行われる。特にソウルと東京はリアルタイム中継を通じ同時に開幕宣言を行い、手をつなぎ輪になって舞う韓国の民族舞踊「カンガンスルレ」も同時に踊る。

 また、両国公演団によるダンスフェスティバルが行われるほか、茶道文化や伝統衣装を体験できる多彩なイベントも予定されている。だれでも無料で観覧できる。

 今回のイベントは、韓日交流おまつり2009実行委員会が主催し、駐韓日本大使館、外交通商部、文化体育観光部、ソウル市などが後援する。

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