情報通信部と情報通信倫理委員会が17日に明らかにしたところによると、昨年にサイバー名誉棄損・性暴力相談センターに寄せられたインターネット上の暴力相談件数は8406件に上り、2004年の2倍以に増加した。
 タイプ別では、悪口、暴露、風説の流布など名誉棄損関連が3933件で、相談件数全体の47%を占めた。次いでホームページの掲示板や携帯電話のメールによる嫌がらせが1802件、隠しカメラによる撮影、チャットやメールでの性的な嫌がらせ行為が889件、ネット上でのストーカー行為が193件と続いた。

 相談センター利用者を対象に調査した結果、実際に民事・刑事訴訟を起こした人の50%が「法律的知識の不足や支援機関の不在」を訴えたほか、所要期間や費用の問題を挙げる人が多かった。センター利用者の68.9%が、迅速な被害者救済と当事者間の円満な合意を導く調停機関が必要だとしている。


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