法務部が6日に明らかにした出入国・外国人政策本部の統計(6月末ベース)によると、韓国人と結婚し国内に居住する外国人配偶者12万6000人のうち、女性が約11万人で、男性(約1万5000人)の7倍に達した。同部関係者は、農業などに携わる結婚適齢期の男性らが海外に配偶者を求めるケースが多いためと説明した。
国籍別では中国人が約6万8000人(54%)で最も多く、このうち3万4000人は韓国系だ。次いでベトナム人が約2万9000人(23%)、フィリピン人が約6200人(5%)、日本人が約4900人(3.9%)、カンボジア人が約2800人(2.3%)、モンゴル人が約2300人(1.8%)、タイ人が約2000人(1.7%)、米国人が約1500人(1.3%)、ウズベキスタン人が約1400人(1.1%)などだった。無国籍者も55人いた。
2007年までは、中国、ベトナム、日本、フィリピンの順だったが、昨年から中国、ベトナム、フィリピン、日本の順に変わり、フィリピン人結婚移民者が日本人結婚移民者を追い抜いた。
1980年代は統一教など宗教団体を通じ韓国人と結婚した日本人女性が多かったが、1990年代初めの韓中修交以降は中国人の結婚移住が活発になり、1990年代半ばからはフィリピン、タイ、モンゴル、ベトナムなどに拡大した。
結婚移民者数は2001年(約2万5000人)から急増し、2007年に初めて10万人を突破した。
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