平和を歌う日本の市民合唱団、ソウルと清州で公演

【清州24日聯合ニュース】日本市民による合唱団が韓国を訪れ、第二次世界大戦当時の日本の蛮行を謝罪し、平和を祈る歌を合唱する。
　日本の市民165人で構成された「悪魔の飽食合唱団」韓国公演団は、26日午後1時からソウル教育文化会館で、28日午後7時から忠清北道・清州芸術の殿堂でそれぞれコンサートを開く。
　合唱団は、第二次世界大戦当時の大日本帝国陸軍・731部隊による人体実験の実態を告発したベストセラー「悪魔の飽食」（1981年発刊）を著した森村誠一さんが組織したもの。メンバーは主に50～60代で、職業は弁護士から主婦までさまざまだ。1995年から日本全域で本格的な公演を始めて以来、毎年2回の日本公演、2年ごとの海外公演を行っている。来韓公演は今回が初めて。
　合唱団関係者は、「謝罪と平和を望む日本人の心が言葉の壁を超え、音楽で韓国国民に伝わることを願う」と話している。
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