保健福祉部は11日、黄禹錫(ファン・ウソク)教授研究チームに対する体細胞クローン胚研究の承認取り消し処分について、黄教授が留保または延期するよう要請する意見書を提出したと明らかにした。
 保健福祉部によると、黄教授は2004年サイエンス論文の根本をなす複製胚性幹細胞(ES細胞)の作製・維持について現在真相究明が進められており、その結果によっては論文の再提出や再掲載の可能性があるとの理由から承認取り消しの延期を要請したという。同部は黄教授の意見書に対し、法の適合性や現実的な妥当性などを検討し、承認を取り消すかどうか決定する方針だ。

 保健福祉部は先月23日、黄教授とソウル大学の獣医学部長宛てに、黄教授チームの研究承認を取り消す行政処分を下す予定だと予告すると同時に、黄教授に対し2月10日までに意見書の提出を求める公文書を送付していた。


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