釜山では上半期、映画やテレビドラマなどの撮影日数が前年同期比2.5倍に増えた。釜山が“映画の街”に定着するものとして期待も高まっている。
 
釜山映像委員会は2日、釜山で年初から6月末までに『私の愛、私のそばに』、『女子高怪談5』など長編映画16本の撮影が行われ、撮影日数は計393日と集計されたと明らかにした。テレビドラマやコマーシャルなどの映像作品の撮影も231日を数えた。合計撮影日数は624日で、昨年同期(251日)の2.5倍に達し、昨年通年(673日)にもほぼ等しい。
 
委員会関係者は、委員会の積極的な撮影支援に加え、釜山に撮影後の作業施設ができたことで、名実ともに“映画の街”としての姿を取りつつあると説明した。また、太宗台や海雲台海水浴場など恵まれた自然景観や、釜山旅客ターミナルや国際会議場のヌリマルAPECハウス、広安大橋など、ほかにはない建造物がある点も、釜山がロケ先として脚光を浴びる理由に挙げた。
 
下半期にも、ケ・ユンシク監督の映画『夢はかなう』やナム・サングク監督の『影島シスターズ』の撮影が確定しているという。
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