イエメン拉致被害者死亡か、外交通商部「確認まだ」

【ソウル15日聯合ニュース】外交通商部の当局者は15日、聯合ニュースの電話取材に対し、イエメンで羊飼いが身元不明の遺体3体を発見し、遺体は病院に運ばれているという報告を受けたことを明らかにした。しかし、「まだ身元は確認されていない。12日に行方不明になった一行の一部かどうかは確認されていない」と述べた。
　韓国当局は現地公館とリアルタイムで連絡を取り合いながら、現地の状況把握に努めているという。遺体の腐敗がひどく、身元確認が難しいとの報告だったと説明している。
　AFP通信は15日、イエメン北部のサダで12日に拉致された34歳の韓国人女性を含む9人のうち、7人が死亡した状態、子ども2人が生存した状態で発見されたと報じた。AP通信とロイター通信は現地消息筋の話として、ドイツ人女性3人が死亡したようだと伝えるなど、報道は食い違っている。