試合後、スタンドの歓声に応える韓国代表=6日、ドバイ(聯合ニュース)
試合後、スタンドの歓声に応える韓国代表=6日、ドバイ(聯合ニュース)
【ドバイ6日聯合ニュース】サッカー韓国代表が中東の伏兵・アラブ首長国連邦(UAE)を制し、ワールドカップ(W杯)本大会7回連続出場の快挙を成し遂げた。
 韓国代表はドバイで6日、UAE代表との2010年W杯南アフリカ大会アジア最終予選B組第6戦に臨み、パク・チュヨン(ASモナコ)の先制ゴールとキ・ソンヨン(FCソウル)の追加点で、2-0で勝利した。
 韓国代表はこれで4勝2引き分け(勝ち点14)となり、同日にイランと引き分けた北朝鮮(勝ち点11)に勝ち点3点差でリード、残る2試合の結果とは関係なく組2位は確保し、本大会行きのチケットを手にした。韓国代表のワールドカップ出場は、1986年メキシコ大会から7回連続、1954年スイス大会を含めると8回目となる。7回連続出場は、アジアでは最高記録だ。
 試合後のインタビューで、主将パク・チソン(マンチェンスター・ユナイテッド)は「(新旧(選手)の調和がうまくいき、意志の疎通がスムーズだった。先輩方の業績を続けていくことができてうれしい」と心境を語った。韓国サッカーのアジアでの強さを見せることができたと評しながら「世界で戦うためには全体的に発展しなければならない。若い選手たちが良い経験をたくさん積み、戦術的にも強くならなければ」と次を見据えたアドバイスも忘れなかった。また、目標は「当然、ベスト16入り」と力強く語った。
 先制ゴールを決めたパク・チュヨンは「きょうが最後のつもりでプレーした。W杯は夢の舞台だが、今や挑戦の舞台となった。(自身が)フランスで強くなったことを体が自然と感じており、もう大きな選手と戦っても押されることはないと思う」と自信感を示した。
 韓国代表は10日にサウジアラビア、17日にイランと対戦する。

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