開幕式でのテープカットのようす=18日、ソウル(聯合ニュース)
開幕式でのテープカットのようす=18日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル18日聯合ニュース】ロンドン、東京など世界80都市のトップと代表団が参加する世界大都市気候先導グループ(C40)の気候変動会議の一環として、ソウル・三成洞の韓国総合展示場(COEX)で18日、ソウル気候変動博覧会が開幕した。
 呉世勲(オ・セフン)市長は、開幕式で「この博覧会は、先進都市が気候変動対応政策を共有する情報交流の場であり、国内外の企業には気候変動関連の最先端技術を紹介するマーケティングの場となる」とあいさつした。議長を務めるカナダ・トロント市のミラー市長は、祝辞に立ち「現在の経済危機は、わたしたちに挑戦課題を与えた。21世紀のエコロジー・グリーン経済は今後、雇用を創出し費用と汚染を減らしていく」と述べた。
 博覧会は21日まで開催され、サムスン、現代、ポスコなど国内企業46社が再生可能エネルギーやエネルギー効率化分野の最先端技術と製品を公開する。また、ソウル市、環境部、知識経済部など21の国内機関が、気候変動の深刻さと対応方法を広報する。仁川市や東京、独フライブルク市など15の国内外都市がは、独自の環境政策を紹介する。
 一方、第3回気候変動会議は19日から21日まで、新羅ホテルで開催される。開会式では、クリントン財団理事長のクリントン元大統領が基調演説を行う。会議では、地球温暖化と気候変動に対する都市レベルでの対応案について話し合い、最終日に世界の都市の温室効果ガス削減案を盛り込んだ「ソウル宣言文」を発表する予定だ。
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