ソウル市、トロントなど3都市と環境分野交流協約

【ソウル18日聯合ニュース】ソウル市は18日、同日開幕した世界大都市気候変動グループ（C40）による気候変動会議に出席したカナダ・トロント市、ブラジル・サンパウロ市、インドネシア・ジャカルタ市と、環境分野などでの協力を約束する協約（MOU）を結んだ。
　呉世勲（オ・セフン）市長は同日に市庁内でミラー・トロント市長と会談し、生態復元などでの相互協力に関する了解覚書を締結した。両市は今後、気候変動対応、温室効果ガスの削減、生態復元分野で専門知識と経験を共有し、関連技術交流を行うことにした。
　カサビ・サンパウロ市長との会談では、両都市間の交流協力に関する了解覚書に署名した。温室効果ガスの削減、大気環境政策、交通、持続可能な建築、河川の水質管理と廃棄物分野などで、交流・協力を拡大するとした。ソウル市は特に、公共交通の料金徴収システムと統合乗換システム分野で積み重ねた経験を、サンパウロ市と共有することにした。
　ボウォ・ジャカルタ市長とは、環境および交通分野などで協力するとした了解覚書を締結した。