現在の鍾路(左)と自転車道路建設後の姿=14日、ソウル(聯合ニュース)
現在の鍾路(左)と自転車道路建設後の姿=14日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル14日聯合ニュース】ソウル市は2014年までに主要幹線道路に自転車専用道(総延長207キロメートル)を設ける計画だが、その接続性とアクセス性を補完するため、これら専用道を結ぶ循環(サークル)型の自転車専用道(88キロメートル)も造成する。これにより、ソウル中心地の鍾路や太平路にも自転車専用道ができることになった。呉世勲(オ・セフン)ソウル市長が14日の記者説明会で明らかにした。
 計画案によると、新たに造られるのは漢江と南山、市中心地を結ぶ都心循環路線(24.1キロ)、漢江と中浪川・仏光川・弘済川など支川を結ぶ外郭循環路線(38.1キロ)、両路線をつなぐ連結路線(26.0キロ)の3本。既存の道路を1車線なくすか車線幅を小さくする方法が取られる。都心循環路線の場合、市を代表する通りである鍾路をはじめ、太平路や素月キル(道)、奨忠壇キルなどが含まれる。完成すれば鍾路は中央バス車線と往復4車線道路、双方向通行の自転車専用道となる。
 市はまた、自転車に乗って清渓川、古宮、東大門などの名所を巡れる「観光用テーマ路線」も造る。
 市では、こうした自転車専用道網が完成すれば自転車の輸送分担率が現在の1.2%から6%に上がり、自動車利用の代替効果も年間1500億ウォン(約113億円)に達すると分析する。
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