講演する呉世勲市長=20日、ソウル(聯合ニュース)
講演する呉世勲市長=20日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル20日聯合ニュース】呉世勲(オ・セフン)ソウル市長は20日、日本人観光客が韓国に押し寄せているのは円高の影響でなく、市が海外観光客誘致のため展開した広報マーケティングの効果だと評価した。国家ブランド委員会の招請による特別公演で述べたもの。「先ごろ東大門のショッピングセンターを視察したが、ほとんど日本語しか聞こえなかった」と指摘した。
 ソウル市は呉市長の就任後、海外広報活動の強化を決め、同分野に昨年401億ウォン(約29億7077万円)、ことし339億ウォンの予算を割り当てた。市はサッカー英プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドとスポンサーシップ契約を結びソウルを広報しているほか、映画監督のチェン・カイコー氏、日本小説家の村上龍氏ら世界文化界の巨匠が出演するソウル広報広告も制作した。
 呉市長は、シンガポールと香港が都市マーケティングに多額を投資しており、ソウル市も昨年から海外広報に力を入れていると述べ、テレビ広告を通じ「ソウルは文化芸術に優れ品格の高い都市」というイメージを与えるため尽力していると紹介した。
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