【ソウル1日聯合ニュース】青瓦台(大統領府)の鄭正佶(チョン・ジョンギル)大統領室長は1日に報道資料を出し、前行政官が供応や性的接待を受けたとの疑惑に関連し「倫理、道徳的に最も厳格であるべき青瓦台職員が不始末に巻き込まれ、国民の皆さんを失望させ惨憺(さんたん)たる思いを抱かせたことを深くおわびする」と謝罪した。大統領室の責任者として、重い責任を痛感していると遺憾を示すとともに、大統領室は内部紀綱をより徹底すると述べた。
 警察によると、先月25日、現役青瓦台行政官がソウル・麻浦区のモーテルに遊興飲食店の女性従業員と一緒にいるところを摘発した。この行政官は職に復帰後辞表を提出し、27日に受理された。警察の調べで、行政官は当時、放送通信委員会、ケーブル放送業界関係者らとともに、この従業員の勤める遊興飲食店で酒の席をともにしていたことが分かっている。ここで支払われた金額が少なくないことから、ロビーとしての供応や接待ではなかったかを麻浦警察署が捜査している。

 青瓦台は今回の事件を機に、先月30日から100日間の内部観察を実施している。鄭室長は、事件に一点の疑問も残さないよう、すべての疑惑を徹底して調査すると強調した。

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