キム・ミンジョン の最新ニュースまとめ
男とは、ほかならぬキム・ミンジョン。MBCドラマ『帰ってきた一枝梅』で、キム・ミンジョンが演じるク・ジャミョンが、生涯純情を捧げたペクメに愛を告白するシーンだ。キム・ミンジョンももうすぐ満38歳、ジャミョンと同じ四十路目前だ。一時的な恋愛が幅を利かせる今日このごろ、20年間も片思いを育ててきたジャミョンの姿は、キム・ミンジョンにオーバーラップする。
「ジャミョンのような純粋すぎて古臭さくもあるキャラクターは、今どきの視聴者が望むものではないでしょう。でも、ヒップホップやテクノが流行り時代が変わっても、バラード固有の感性は変わりません。そういう感性がわたしにはよく似合うと思います」。
時代劇出演に刺激されてか”オールド”の話が続く。第一印象や絶対的な運命を信じているが、最近は人の感受性が干からびていっているようで残念に思うという。携帯電話や電子メール、インターネットは好まず、音楽もイ・ムンセ、チョ・ドクペ、チョ・ハムンらの”オールド”音楽が好きで、シン・スンフンやカンタらと親しいと語る。
デビューから現在まで、さまざまな作品に出演したキム・ミンジョンだが、強く攻撃的なイメージよりも、ソフトで温かい印象が強い。MBCドラマ『天下一色パク・ジョングム』では、ロマンティックな魅力で女性視聴者の心を捉えた。ジャミョンもペクメに積極的に思いを伝えることができない、ややじれったいキャラクターだ。だが、愛するペクメのため息子の一枝梅を守ろうと命を賭けるなど、恋愛以外の面では男らしさを発揮する。
『帰ってきた一枝梅』はキム・ミンジョンにとって事実上、初の時代劇だ。時代劇風映画『帰天図』『浪漫刺客』などにも出演したが、本格時代劇ではなかった。
「付けひげを初めて経験しました。最初はかなり緊張しましたが、幸い『意外によく似合う』と言われほっとしました。アクションは『帰天図』で半年以上練習したことがあるせいか、無理なく消化できました。後輩の武術監督から『変わりないですね』と冗談まじりに言われましたよ」。
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