【ソウル17日聯合ニュース】呉世勲(オ・セフン)ソウル市長が昨年4億ウォン(約2800万円)の業務推進費を使用したことがわかった。
 違例市民連帯が17日までに行政情報公開請求を通じ集めた資料によると、呉市長は2008年業務推進費として策定された予算4億3200万ウォンのうち4億333万4000ウォンを使用した。執行率は93.4%。また、前年度に使用した業務推進費(3億4100万ウォン)より6000万ウォンほど多い。

オ・セフン の最新ニュースまとめ

 具体的な内訳は、各種政策諮問と市政広報懇談会費用で1億3800万ウォン、部署間業務協議と激務部署への激励費などで2億3800万ウォン、社会福祉施設後援や寄付に1580万ウォン、図書購入などに1000万ウォン余りとなっている。

 また、ソウル市によると、全国16市・道の昨年の機関長業務推進費執行額は、仁川市が4億4324万ウォンで最も多く、次いでソウル市、京畿道(3億8836万ウォン)の順だった。最も少なかったのは蔚山市で、8192万ウォン。仁川と蔚山は同じ広域市ながら、5.4倍の格差があった。

 一方、呉市長は、ことしの業務推進費として策定された4億5720万ウォンのうち、10%を雇用創出基金として活用すると明らかにした。

Copyright 2009(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0