キム・ナムジュ=(聯合ニュース)
キム・ナムジュ=(聯合ニュース)
女優のキム・ナムジュが16日から放送されるMBCドラマ『内助の女王』でお茶の間に復帰する。2005年に俳優のキム・スンウと結婚後、映画『あいつの声』に出演してからは活動を休んでいた。
 ドラマへの出演は2001年のMBCドラマ『その女の家』以来となる。4日にソウルで行われた『内助の女王』制作発表会では「2児の母でおばさんという自分の状況と合っており、明るい作品なので気を楽に持って出演を決めた」と語った。

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 『内助の女王』は互いに異なったスタイルの内助を見せる主婦のサクセスストーリーをコミカルに描いたドラマ。キム・ナムジュが演じるのは、学生時代は輝くような美ぼうで、お姫様のように育ったチョン・ジエ。しかし、ソウル大学医学部出身の夫、オン・ダルス(オ・ジホ)が社会に適応できず落ちこぼれると、夫を支え内助の功を発揮する。

 キム・ナムジュは、もしチョン・ジエと似たような境遇だとしたら彼女のように対処できると話す。ドラマはどんな主婦にも起こり得る出来事を扱っているため共感しやすく、実際の性格と似ている部分も多いという。内助とはどういうものかとの質問には、スポットライトを浴びる芸能人の華やかさとは裏腹に、やや保守的な答えが返ってきた。「内助とは夫を楽にさせることだと思います。チョン・ジエは夫を支配する悪妻のように描かれますが、現実には夫を楽にさせてこそ外でもリラックスして仕事ができるのではないでしょうか」。

 長い間休業したため、活動再開の時期を決めるのは容易ではなかった。育児に専念し心ゆくままに外出したりと気楽に過ごしていたが、太った姿に気付いた瞬間、「このままではいけない」と感じた。仕事をする堂々とした母親と、子どものそばに付きっ切りの母親のどちらが良いか悩んだが、仕事をした方が自分の発展にも子どもにもためになると判断した。活動再開を決心してからは1か月間ダイエットに励んだ。しかし、以前の体形を取り戻した最近はまた夜食を楽しんでいるとか。

 最後に彼女が考える幸せについて尋ねると、「素晴らしい夫と息子、かわいい娘、仕事にまで恵まれ何事にも謙遜(けんそん)にならなくてはと思います。出産してからは健康であることに改めて感謝しています。お互いに理解し、愛することが一番大切ですね」と答えた。

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