業界が11日に明らかにしたところによると、昨年の世界の液晶テレビ販売数は約1億200万台で、このうちサムスン電子がシェア20%、LG電子は10%で、それぞれ1位と3位を記録した。2007年と比較すると、サムスン電子は3ポイント、LG電子は2ポイント、それぞれ上昇した。2社を合わせた韓国製品シェアも25.5%から30%に上がった。
2位のソニーもシェアを12.1%から14%に上げた一方、4位のシャープ(9%)と5位のフィリップス(オランダ・7%)は1ポイントと4ポイント、下落した。
LG電子は1999年に液晶パネル事業を開始して以来、初めてシェア2けたを記録した。2007年には5位だった順位を、シャープとフィリップスを制し一息に2ランク押し上げた。2位のソニーとの格差もわずか4ポイントほどに狭めており、ことしはし烈な2位争いが予想される。
同社関係者は「昨年は景気低迷で欧州と米国市場の需要が落ち込んだにもかかわらず、適正在庫管理と製品戦略、取引先との協力関係強化などでシェアを上げた。なかでも欧州市場では1年間で9%から12%台に急成長した」と説明している。
LG電子はことし、世界市場で約1800万台の液晶テレビを販売し、シェアを15%に引き上げる計画だ。
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