映画『空と海』の記者懇談会でのチャン・ナラ=5日、ソウル(聯合ニュース)
映画『空と海』の記者懇談会でのチャン・ナラ=5日、ソウル(聯合ニュース)
女優としても活躍する歌手のチャン・ナラが、映画『空と海(ハヌルグァパダ)』で6年ぶりに国内のスクリーンに復帰する。

チャン・ナラ の最新ニュースまとめ

 ソウルで5日に行われた記者懇談会で、イメージチェンジに気を使うかとの質問に、チャン・ナラは「イメージを変えるために作品を選ぶつもりはなく、いい作品なのか、自分にできるのかが重要」だと答えた。デビュー当初はほとんど作品に出演しなかったにもかかわらず、自分のイメージがあまりに固まってしまい戸惑ったというが、今はそんな心配もなくなった。

 デビュー間もなく、かわいくてはつらつとしたイメージで一躍スターダムにのし上がった。今でも30歳を目前にしているとは思えない童顔の持ち主で、『空と海』でも23歳の女性を演じる。「来年には(韓国の年齢で)30歳なのに、役作りのため若く見えるように化粧をしました。鏡を見ると照れくさかったです(笑)」。童顔をキープするカギは若々しい心を持つこと、無理なダイエットをしないこと、と明かした。

 オ・ダルギュン監督作『空と海』は、交通事故で両親を亡くし家に引きこもっているハヌル(チャン・ナラ)、新しい母との関係がこじれ家を追い出されたパダ(ジュニ)、宅配ピザ店で働く孤児のチング(ユ・アイン)の友情と愛を描く。

 中国でしばらく活動を続けてきたチャン・ナラは、久しぶりの国内作品出演に対し「緊張するしわくわくする。何より頑張らなくちゃと思っています」と意欲を見せた。

 一方、結婚する考えはないかと問うと、「母がたまに結婚の話を持ち出すと寂しい。まだ母と一緒に暮らしたい」と笑った。

 『空と海』は15億ウォン(約9900万円)を投じ制作され、ことし下半期に封切り予定だ。
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