忠清南道の沈大平(シム・デピョン)知事が設立を推進してきた忠清道など中部地域を基盤とする新党「国民中心党」は、17日にソウル市内のオリンピック公園で結党大会を開き正式に活動をスタートする。
 国民中心党は党員ら1万5000人余りが参加する中で、▼自由民主主義と市場経済の秩序確立▼旧態政治の清算▼経済成長を通じた社会正義の実現▼分権型の政党制を通じた地域不均等の解消▼友好国との協力を通じた朝鮮半島の平和・安定・統一――の意志を宣言文を読み上げる予定だ。

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 大会では、沈知事と辛国煥(シン・グクファン)議員を共同代表最高委員に選出するという。沈知事は、代表を引き受ける演説を通じ、民生懸案をよそに場外闘争を繰り広げる野党・ハンナラ党、第1野党欠席のまま新年度予算案などを単独処理した与党・開かれたウリ党を糾弾し、現在の政治形態や地域覇権主義などを強く批判するものとみられる。また、辛議員も対決政治の清算や2月に開かれる臨時国会での民生法案処理を強調するほか、国会の正常化に向け、私学法改正問題を解決するための院内対策協議会の構成を提案する考えだという。


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