米ラジオ放送のボイス・オブ・アメリカ(VOA)が24日に報じたところによると、元駐韓米国大使でコリアソサエティ理事長を務めるグレッグ氏は、訪米公演には多額の資金が必要だが、次期米政権の対北朝鮮政策のアウトラインが明らかでないため、多くの団体では資金援助に乗り出すのが難しいという実情があると述べた。グレッグ氏は特に、このほどの6カ国協議で北朝鮮核の検証体制について合意に達することができなかったことから、米国務省内の一部で交響楽団の訪米招請に否定的な見解が示されていると伝えた。
VOAによると、コリアソサエティのリビア会長も交響楽団の訪米を「非常に慎重に」推進しており、具体的に決まったことはまだないと話している。
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