イ・チョニ(イ・チョンヒ) の最新ニュースまとめ
デビュー以来、頼もしく、慎重で、内省的なイメージを維持してきたイ・チョンヒが、SBSのバラエティー番組<日曜日が好き>の人気コーナー<ファミリーが現れた>を通じ完全に生まれ変わった。これまでの出演作品ではいつもシリアスな役や閉じこもった感じの役が多く、以前からありのままの姿を見せたいと思っていたがチャンスに恵まれなかった。その一方で自分のありのままの姿に視聴者ががっかりするのでは、という不安もあった。
しかし、そうした不安とは裏腹に今や不況の中でも広告出演の依頼が相次ぐなど<ファミリーが現れた>による人気を実感している。型にはまったイメージにもどかしさを感じながらも、いかにしてそれを破ればいいのか分からなかった。そんなときに<ファミリーが現れた>と出会い、「つっかえていたものが取れたような感じを受けた」という。
同番組には本来1回限りのゲスト出演を予定していたが、最初の撮影で彼の可能性を見い出した制作陣がレギュラー出演を提案し、今の人気につながった。「以前は俳優はあまり多くを見せてはいけないと思っていました。バラエティー番組でもきちんとした姿を見せようと気を使っていました。しかし、この番組は撮影自体がおもしろく、共演者の姿を見ているだけでも楽しいんです」と語る。
イ・チョンヒが出演中のKBS第2テレビの大河ドラマ『大王世宗』の共演者や視聴者らの中には、<ファミリーが現れた>の彼が別人ではと思う人も多い。そういう点ではやりがいも感じるが、同番組の人気が高まるにつれ悩みもあるという。「視聴者が自分のあらゆる行動を見て笑うのではないかと心配です。最初はそんな悩みもなかったのですが、わたしもやはり俳優だということですね」
自分のありのままの姿を見せることができ、すっきりしながらも不安がないわけではない。デビューから5年、俳優としての代表作はまだない。「来年はこれまで以上に努力する覚悟ですし、必ず代表作も出したいですね」
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