外交通商部の潘基文(パン・ギムン)長官が、新年から積極的な外交を展開する。
 外交通商部によると、潘長官は17日から来月8日までの23日間、米国・アフリカ・欧州の7カ国を歴訪する。16日に就任3年目を迎える潘長官は、17日から21日までニューヨークとワシントンを訪問する。ニューヨークでは国連のアナン事務総長や国連関係者、各国の大使らと会談し、19日にはワシントンでライス米国務長官と外交戦略協議に出席する。6カ国協議の早期再開に向け、韓米同盟の将来ビジョンや、両国間の問題について意見が交わされるものとみられる。

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 米国訪問を終えると欧州へ移動し、25日から29日まで、スイスで開催される世界経済フォーラム(WEF)主催のダボス会議に金鉉宗(キム・ヒョンジョン)通商交渉本部長と共に出席する。このフォーラムには、各国の首脳や外相、政界や財界の有力者らが出席し、潘長官は全体会議でパネラーとして参加する予定だ。潘長官はその後、会議の終了を待たずに、アフリカへと向かう。

 アフリカでは、西アフリカのガーナと、主要産油国のコンゴを訪問する。韓国政府は外交地域を広げ、資源国との友好関係を築くことに期待している。潘長官は、ガーナとコンゴ歴訪の合間をぬい、31日から2月1日まで英国で開かれるアフガニスタン支援会議に出席する。この会議ではドイツ・ブラジル・アフガニスタンなどの外相らと相次いで会談する予定だ。2月4日から6日にはフランスを訪問し、外相会談や、インタビュー、パリ政治大学での演説など、ハードスケジュールをこなす予定だ。


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