【インタビュー】(1) 「捏造された都市」ド・ギョンス(「EXO」D.O.)「初悪役が好評で嬉しい…周囲の反応に少し寂しさも」
【インタビュー】(1) 「捏造された都市」ド・ギョンス(「EXO」D.O.)「初悪役が好評で嬉しい…周囲の反応に少し寂しさも」
※あらすじ・ネタバレになる内容が含まれています。

D.O.(EXO) の最新ニュースまとめ

ド・ギョンス(「EXO」D.O.)が初めて悪役に挑戦した心境を語った。

11日午前、ソウル市チョンノ(鍾路)区パルパンドン(八判洞)のカフェで、ディズニー+オリジナルドラマ「捏造された都市」に出演したド・ギョンスがラウンドインタビューを行った。

ディズニー+「捏造された都市」は、平凡な人生を送っていたテジュン(チ・チャンウク)がある日、濡れ衣によって凶悪犯罪に巻き込まれ拘置されることになり、すべてがヨハン(ド・ギョンス)の計画だったと知って復讐を始めるアクションドラマだ。

この日ド・ギョンスは「とにかく本当に幸せだ。多くの方が観てくださり、面白かったという声をたくさんいただいた。これほど“新しい姿だった”と言われた作品は初めてで、とても嬉しいし、これからもっと頑張ろうと思えるきっかけになった」と語った。

続けて、「周りで僕を変な目で見る方もいた。それだけ熱心に観てくださった証拠なので嬉しかったが、現場でスタッフさんに『その目で見ないで』と言われたり、美容室で髪をセットしている時に遠慮されたり、焼肉店でお肉を焼いてくださっていたのに最後の一枚をもらえなかったこともあった。本当にそんなことがあって、少し寂しかった」と笑いながら明かした。

初の悪役挑戦については、「これまで出会えなかっただけで、やりたい気持ちはずっとあった。負担や心配より、楽しみの方が大きかった。撮影はとても楽しくて、新しい表現ができることが嬉しかった。普段は感情を強く表現したり、声を張り上げたりするタイプではないが、キャラクターを通して叫んだり感情を極限まで引き上げたりする経験が新鮮で面白かった」と述べた。

外見の設定にもこだわりがあったという。「髪型や衣装も悩んだ。髪はそう見えなかったかもしれないが、4時間かけて作ったものだ。ブリーチで髪を傷め、ドリルのようなパーマをかけ、三角コーンのようなシルエットにして黒く染めたが、画面では伝わらないのではと心配していたが、気づいてくれたのは2人だけで、実際あまり分からなかった。少し後悔した」と振り返った。

悪役にもさまざまなタイプがある中、彼が作り上げた“アン・ヨハン”という人物像についてはこう語る。

「“自分は悪い人間だ”と意識するより、子どものように単純な方がむしろ怖いのではないかと考えてきた。本当にそういう性向を持つ人のドキュメンタリーを見ると、ただ一つの対象に異常なまでに集中する姿が怖いと思った。それをキャラクター設定に反映した。Netflixの『猫イジメに断固NO!: 虐待動画の犯人を追え』では、幼い頃から社会性が欠如していて、動物への残酷な行為から始まるケースが描かれていた。そういった内容も参考にした。韓国映画や海外映画で印象に残っていたシーンを思い出し、自分の中で再構成して取り入れた部分もある。」

「本来の自分を出したシーンはあったか」と聞かれると、「全くない。ヨハンのような姿が自分にあったら大変だ」と手を振りながら、「似ている部分があるとすれば、集中するとマルチタスクができないところ。ヨハンはマルチタスクができるタイプだと思うが、僕はそれが苦手だ。そんなところが少し似ているのかな。先輩たちが『狂気がある』と言うが、どんな狂気のことなのか、僕自身はよく分からない」と付け加えた。
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