教保文庫の関係者は「11月初めより年末の雰囲気が濃くなる11月末から12月初めにダイアリーなどへの関心が集まり、購入につながった」と述べている。
ダイアリーやシステム手帳の購入者のうち、51%を女性が占めた。うち30代初めの女性による購入が多い。旺盛な社会生活を送りつつワークライフバランスを意識し、記録しようとする要求が強い世代的な特徴が反映された結果とみられる。
またダイアリーが自分のためのものではなく、失敗の少ない年末ギフトとしている人は33%に上ることが分かっている。企業が社員や取引先に贈呈するための大量購入や、知人への気軽なプレゼント需要となっている。
ダイアリーやシステム手帳は、30代の女性にとっては自分の生活のバランスをとるものとして、また企業やギフト用の購入者にとっては1年間のあいさつとしての役割を、それぞれになっている。新年に向け自分で記録するという意思が、不況の中でも売り上げを伸ばす一要因のようだ。
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