ソウル市内で行われた「レジェンドリーグ」(旧・シニアリーグ)のプレーオフ第2戦で、金秀壯(キム・スジャン)九段に159手で黒番中押し勝ちした。
李九段は1986年8月に満11歳でプロ入り。2000年10月に通算1000勝を達成し、2010年1月に1500勝、21年2月に1800勝、24年9月に1900勝と勝利を重ねた。
李九段の初タイトルとなった1989年の「第8期KBS囲碁王戦」の決勝の相手は、この日対戦した金九段だった。
李九段は「これまで多くの対局をしてきたが、このように意義深い記録を打ち立てることができて光栄です」とし、「幼いころから好きだった囲碁を今も打てることだけでもありがたく、幸せなことです」と話した。
囲碁界最高の棋士と呼ばれる李九段の通算優勝回数は142回で、曺九段の162回に次いで2位。ただ世界メジャー棋戦の優勝回数は17回で、李世ドル(イ・セドル)九段(14回)や申真ソ(シン・ジンソ)九段(9回)を上回り歴代トップとなっている。
レジェンドリーグで活躍中の李九段は今期51勝13敗で勝率79.69%を記録し、韓国全体ランキング59位につけている。現在のペースを維持すれば来年にも通算2000勝を達成する見通しだ。
Copyright 2025YONHAPNEWS. All rights reserved. 40



