キー(SHINee) の最新ニュースまとめ
8月にThe 3rd Album『HUNTER』をリリースしたKEYは、9月の韓国・ソウル公演を皮切りにアジアの各地を巡り、KEY にとってはソロ初となる12月からのアメリカツアーを含むワールドツアーを開催中。本公演はその日本公演となり、『HUNTER』の収録曲を軸としつつ、KEYのアーティスト性を示す代表曲の数々も楽しめるライブとなった。
オープニングからKEYは破格のカリスマ性を誇示した。映像が投影されていたメインステージを覆う紗幕が落ちると、いくつものモニターが設置されたステージセットが露わとなり、その中央の天井付近にいるKEYのシルエットが目に飛び込んできた。よく見ると宇宙船のようなセットの中にいて、超合金ロボットを模したようなシルバーがメインの衣装をまとっている。目の前の何かをにらみつけるような表情を見せながら、『HUNTER』の収録曲「Strange」を歌う。生バンドの演奏によって原曲よりもダイナミックになったサウンドと、ロートーンからハイトーンまでを行き来する歌声が曲をドラマティックに彩っていく。宇宙船が徐々に降下してステージに着地すると、ダンサーを従えて息遣いから一気に高音パートへと移行して始まる「Helium」へ。ここから一気に7曲目までMCを挟むことになくパフォーマンスした。
『HUNTER』収録の「Want Another」は、音源では機械的に刻まれていたリズム音が生のバスドラの音に入れ替わったことで曲全体の重みが増す。ラップかと思ったら急にメロディアスになり、かと思ったらパワフルに畳みかけるパートもあり、目まぐるしく変わる曲調に合わせるKEYの歌声も、生で聴くとより人間味が宿っていた。そしてアウトロからはシームレスにバンドセッションのパートへとつなげ、生バンドだからこそできるライブ感をアピール。今回の公演はこの生バンドだから作り出せる瞬間がいくつもあり、音源では味わえなかった場面が何度もあった。
「一緒に歌ってくれよ!」という呼びかけから始まった「Killer」では、冒頭からKEYとシャヲル(ファンの愛称)との“Killer”の応酬が起こる。韓国語の曲にも関わらず、会場からは常にコールが入り、KEYとシャヲルの絆の強さを見せつける。『HUNTER』のタイトル曲「HUNTER」でもシャヲルのコールはばっちり。KEYのダイナミックな歌声と、ゾンビを彷彿とさせるキャッチーな振付、最後に花火の特攻が飛び出す派手な演出などもあり、前半のクライマックスとも言える盛り上がりとなった。
「皆さんこんばんはSHINeeのKEYです!」。オープニングからコンセプチュアルな楽曲が続き、ほとんど笑顔をみせることがなかったKEYがここで初めて柔らかな表情を見せる。日本でのソロライブとしては昨年の夏以来となり、久々ということで、改めて「ようこそ!」と歓迎の言葉を述べたあと、タイトルについても説明。ロボットやCGなど人間に似た人工物が、ある程度リアルになった段階で、かえって不気味さや嫌悪感を抱かせる心理現象“Uncanny Valley(不気味の谷現象)”から来ていて、「慣れているものを見ているのに、気持ち悪くなってしまう、そんなかわいくて怖い存在のような、その微妙なポイントがたくさんあります」と明かした。
ここからは数曲、自然とコールアンドレスポンスや、会場一体となっての合唱が起こるようなポップで楽しい楽曲も披露する。「Heartless」の前にはKEYの主導でステップとクラップの練習も実施。その甲斐もあって会場に大きな一体感が生まれ、ステージを動き周りながら歌うKEYの顔にも笑顔が溢れた。
映像に合わせたバンド演奏というインターバルを挟んで、衣装をパーカーにピンクのユニフォーム風のシャツと、スパンコールを散りばめたアーミー柄のパンツというカジュアルなものに着替えると、ライブは後半戦に突入。
これまで何度も聴いたり、観たりしていた過去のアルバムのリード曲は、今回のライブテーマに合う演出やアレンジが加えられ新たな解釈でパフォーマンスされる。「BAD LOVE」から「Gasoline」という流れでは、青い炎と赤い炎のような対極の熱さを放って観客を圧倒。「BAD~」では床に跪いて許しを請うような姿を見せたかと思えば、「Gasoline」ではせり上がるセンターステージに立ち、炎の演出の中で周囲を先導していくような力強さを見せる。曲自体が持つポテンシャルが最大限に引き出されていた。
本編最後のMCでは年末を忙しく過ごしているエピソードや、日本のコンビニでよく買う品物についてのトークなどでほっこりとした雰囲気を作りつつ、12月から始まるアメリカツアーへの意気込みを語る場面も。日本では堪能な日本語でMCを進めているKEYだが、アメリカでも通訳ナシでやってみたいと述べ、未だにやったことがないことがあることが嬉しいと話す。またSHINeeの活動に対しても触れ、メンバーそれぞれがソロ活動をしている状況だが「来年はソロのアーティストとしても、SHINeeとしても頑張りたい」と意気込みを語った。
ラストスパートの楽曲については、今回のライブコンセプトに「めっちゃ似合う曲」と紹介。『HUNTER』の収録曲「Trap」では、ネガティブな感情から逃れられない主人公の苦悩を歌声はもちろんのこと体全体を使って表現して、観客をステージにくぎ付けにさせると、余韻を残しつつ幕を下ろした。
アンコールは本編とは一転して、会場が幸せな空気だけで満たされた。KEYの公式キャラクターであるBOK-SILLee(ボクシリ)らをあしらったグッズのパーカーに、MCで毎回、スタイリストがいろんなタイプのものを用意してくれると明かしたニットキャップというキュートな装いで、笑顔を振りまきながらパフォーマンスをする。さらに「久しぶりのお知らせがあります」とシャヲルの期待を高め、ビジョンに注目するように言うと、2026年にソロとしては初となる日本でのホールツアーを行うことを発表。歓喜の声を上げるシャヲルたちにこれまで日本で行ってきソロライブとは違い、「日本オリジナルツアーになります」と言い「近い距離で皆さんと会える」と特別なツアーとなることも予告した。
最後は「この曲を歌うために、この曲で皆さんの目を見るために走ってきたと言ってもいい」と語る『HUNTER』の収録曲でラストを飾り、「皆さんありがとう!」と叫んでステージを後にしたKEY。MCでちらりと新曲を準備していることも触れていたが、ツアーごとにさまざまなコンセプトを見せてくれるKEYだけに、次のホールツアーではまた新たなKEYに会えることに期待が膨らむライブとなった。
▼「KEYLAND JAPAN HALL TOUR 2026 (仮)」開催決定!
https://shinee.jp/news/2025/1130_2367.html
■SHINee Information
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