チョンジュ(全州)地方裁判所は27日、窃盗の容疑で裁判にかけられていたA被告(41)の控訴審宣告公判で罰金5万ウォン(約5300円)の刑を下した原告を破棄し、無罪を宣告した。
チョンブク(全北)ワンジュ(完州)郡にある物流会社の保安会社に勤めるA被告は昨年1月18日、会社の冷蔵庫にあった450ウォン(約47円)相当の「チョコパイ」と600ウォン(約63円)相当の「カスタード」を食べた罪で法廷に立った。
当時、物流会社の所長であるB氏がCCTV(防犯カメラ)映像を見てA被告を通報した。B氏の告発により捜査を受けたA被告は当初、50万ウォン(約5万3000円)の略式命令を受けたものの、A被告は無罪を主張し正式な裁判を請求した。
A被告が窃盗の容疑で有罪が確定する場合、警備業法に基づき職場を失う可能性もある状況だった。
これに先立ち、1審裁判部はA被告の窃盗の容疑が認められると判断した。1審裁判部は事件が発生した会社の事務所が協力会社の社員らに出入りが制限される点、A被告が冷蔵庫のおやつに対する処分権限がないという事実を知っている点などを理由にA被告に罰金5万ウォンを宣告した。このような判決を不服としたA被告は控訴した。
A被告は控訴審の判決により今後も警備業務に従事することができるとみられる。
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