キム・レウォン の最新ニュースまとめ
このところ、ドキュメンタリーのナレーションを引き受け、クロスオーバーに挑戦するスターたちが増えており、今や2つの関係は切り離すことのできない仲になった。
視聴者へ馴染みのあるスターが行うナレーションは、ドキュメンタリーの理解を高める結果にも繋がる。
しかし、意志の伝達力が弱い場合、むしろ内容の流れを断ち切ってしまうという事態が懸念されている。
■キム・レウォン、ペ・ジョンウクなどナレーションに挑戦
俳優キム・レウォンは<MBCスペシャル>が23日と30日の2部作として放送する<スパイスルーツ>のナレーションに抜擢された。
<スパイスルーツ>は東南アジア、インド、ヨーロッパなどに広がる海上貿易路を中心として各国の料理が伝播される過程を紹介する内容だ。
制作側は「ドラマ『食客』の出演で料理に馴染みのあるキム・レウォンを通して、番組が伝えようとしている味の香煙を効果が出るように表現したい」と述べ、スターをナレーションに起用した理由を明かした。
これに先立ち、歌手のイ・ソラは10月末に放送された<MBCスペシャル>の<チャン・ミラン編>のナレーションを務めた。
また、俳優ペ・ジョンウクとオム・テウンは最近、自身の出演作であるKBS『彼らが生きる世界』とケーブルチャンネルtvN『マッチャン』のスペシャルドキュメンタリーのナレーションを通してドラマを紹介した。
今年1月から8月まで放送されたSBS<希望ドキュメンタリー・虹>の場合は、スターたちを対象に“声の寄付”を受け、毎回人気の芸能人へナレーションを任せた。
この番組に参加したスターはナ・ムンヒ、コ・ドゥシム、チェ・ファジョン、オ・ヒョンギョン、ノ・サヨン、パク・スホン、チョン・ウナ、キム・ウォニなど、あらゆる分野を網羅している。
■挑戦の両面
スターたちがナレーションに挑戦する理由は、視聴者へ与える親近感を考慮した制作側の意図から始まる。
<MBCスペシャル>ユン・ミヒョン責任プロデューサーは「芸能人の馴染み深いイメージは、ドキュメンタリーが伝えようとしていることを比較的簡単に伝えることができる。50~60分のナレーションを消化する声優は限定されているが、ベテラン俳優たちは新鮮な魅力を与えることができる」と肯定的な評価を説明した。
実際にKBS<馬車高度>のチェ・ブラム、SBS<許し、その遠い先にあなたがいます>のキム・ヘス、MBC<ヒューマンドキュメンタリー・愛>のチェ・シラは代表的な成功例といえる。
しかしデメリットもある。専門分野を扱う、人間関係を見るなどドキュメンタリーの特性上、それらを深く表現することのできるスターは少ないというのが放送専門家たちの評価だ。
ユン・ミヒョン責任プロデューサーは「ナレーション力から競争力まで兼ね備えたスターは、少数に過ぎない。個人の差が大きいため、内容に合わないと視聴者はその番組から徹底的に目を背ける要因となる」と指摘した。
Copyrights(C)sports donga & etimes Syndicate & wowkorea.jp 0