ADOR元代表ミン・ヒジン、「NewJeans」関連の裁判に出廷
ADOR元代表ミン・ヒジン、「NewJeans」関連の裁判に出廷
歌手のミュージックビデオ(MV)を制作した監督が、自身のYouTubeチャンネルにMV映像を投稿したのは間違いだろうか?

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 11日(本日)、ソウル中央地裁民事合意62部は、韓国ガールズグループ「NewJeans」の所属事務所ADORが、このような問題を提起してシン・ウソク監督と彼が代表を務める広告制作会社「イルカ誘拐団」を相手に提起した損害賠償訴訟の弁論期日を開いた。

 シン監督は、「NewJeans」の「ETA」のMVを制作した人物だ。彼は、イルカ誘拐団のYouTubeチャンネルにMV監督編集版映像を投稿したが、ADORは昨年9月、「シン監督が相談なしに、無断で映像を公開したのは違法」とし、11億ウォン(約1億1000万円)を請求する訴訟を起こした。

 この日、法廷にはイルカ誘拐団側の証人として元ADORのミン・ヒジン代表が現れ、関心を集めた。ミン元代表は、MV監督が自身のSNSに映像を投稿するのは、業界で通常許容されているとし、「基本的に口頭協議が基本の業界」と話した。

 ミン元代表はまた、監督がSNSに映像を投稿して宣伝効果を享受することができる、とも主張した。そうして、ADOR側が「監督版がイルカ誘拐団のチャンネルにアップロードされれば、ADORのYouTubeチャンネルの収益が減って、損害が発生する」と主張したことについて、「バカらしいし、話にならない主張」と一線を引いた。

 裁判部が、「そんな表現は控えてほしい」と指摘すると、すぐに「そんなチャンネルに投稿されれば、広範囲な消費者にオープンされるもの」とし、理解できずにそのような表現を使ったとした。

 これについて、ADOR側はMV関連事項は、重要な契約なので書面同意が必要であるとし、“口頭協議”を主張したミン元代表の主張に反論した。

 また、当時「ETA」のMVはアップルとのコラボで制作され、映像投稿のためにアップルの同意が必要だったとし、このような過程を経ずに無断で投稿されたと指摘した。
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