韓国クーパンの “明け方配送”で、ドライバーの「過労死」がもう一人
韓国クーパンの “明け方配送”で、ドライバーの「過労死」がもう一人
韓国最大のオンライン小売業者“クーパン”で、明け方配送の業務中に過労死した宅配ドライバーが、故チョ・スルギ氏以外にももう一人いたことがわかった。

9日、韓国国会気候エネルギー環境労働委員会のパク・ホンベ議員が公開した “業務上疾病判定書”によると、故A氏はことしの7月24日に心筋梗塞により死亡し、勤労福祉公団はこれを業務上疾病と認定した。

A氏は亡くなる3日前の午後、自宅で休んでいる間に胸の痛みを訴え、病院に搬送され入院治療を受けたが亡くなった。

A氏は亡くなる直前まで週平均で約62時間働き、夜間配送業務を週6日間行なっていたことが明らかになった。

判定委員会は「夜間業務と過度な業務時間が、疾病の発生においてかなりの因果関係がある」と伝えた。

A氏はクーパン営業店と契約を結び、夜9時に出勤し翌朝7時まで約237個の荷物を休息や食事なしに配送していたという。

判定書によると、クーパンは重量制限なしに全ての商品を配送する原則を維持するなど労働強度が高かった。A氏の発病前4週間の平均労働時間は62時間42分に達し、発病前12週間の平均も週61時間45分であった。

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