特別検察官チームもこの日、「尹前大統領側の弁護士からあす午前10時に出頭すると連絡があった」と発表した。
尹氏側は弁護団の事情や裁判日程などを理由に、特別検察官側の2度にわたる出頭要請に応じていなかった。
特別な理由なしに引き続き取り調べを拒んだ場合は特別検察官側が拘束令状を請求する可能性もあったが、強制的な手段を使った取り調べは回避されることになった。
水害による行方不明者を捜索中だった海兵隊員が殉職したこの事件では、海兵隊の捜査団が当時のイム・ソングン海兵隊第1師団長など幹部らに業務上過失致死の疑いがあるとしたことに尹前大統領が激怒し、イム氏を容疑者から除外するよう圧力をかけた疑いが持たれている。
特別検察官チームは取り調べで、具体的な経緯や背景を追及する見通しだ。
Copyright 2025YONHAPNEWS. All rights reserved. 40

