日本企業　韓国人材求めオンライン就職フェア開催へ＝８８社が５百人採用

【世宗聯合ニュース】韓国の大韓貿易投資振興公社（ＫＯＴＲＡ）は１０日、韓国の求職者と日本企業をつなぐ「２０２５日本オンラインジョブフェア」を１２～１５日に開催すると発表した。

　今回の行事にはアマゾンジャパン、ダイドードリンコなど日本企業８８社が参加し、新入社員を含む５００人の採用を目指す。

　参加企業を業種別にみるとＩＴが３１社で最も多く、製造（１４社）、卸・小売（１２社）、サービス（１１社）と続いた。

　日本の出入国在留管理庁によると、日本国内に滞在する外国人の数はここ数年で急増。総人口に占める割合は３％を上回り、３９６万人と過去最多を記録した。　

　前年比では１８万人以上増加し、ＫＯＴＲＡは日本社会の人材構造が多文化・共生型へと急速に変化していると分析した。

　ＫＯＴＲＡのパク・ヨンミン日本地域本部長は「日本の労働市場の変化は韓国の若者たちにとって新たなグローバル進出の機会となっている」とし、今回の行事で若者たちが日本で職業経験を積み、競争力のある人材に成長できるよう支援すると述べた。