北朝鮮が10月22日以来、16日ぶりに弾道ミサイルを発射した。ミサイル発射のニュースを視聴する市民ら=(聯合ニュース)
北朝鮮が10月22日以来、16日ぶりに弾道ミサイルを発射した。ミサイル発射のニュースを視聴する市民ら=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の国家安保室は7日、北朝鮮が朝鮮半島東の東海上に弾道ミサイルを発射したことを受け、国防部や軍合同参謀本部など関係機関と合同で緊急の安全保障状況点検会議を開催したと発表した。

 国家安保室は会議で政府の対応状況を確認し、必要な措置を関連機関に指示した。また弾道ミサイルの発射に関して李在明(イ・ジェミョン)大統領に直ちに報告した。

 政府は北朝鮮の弾道ミサイル発射が国連安全保障理事会決議に違反する行為だとし、朝鮮半島の平和を脅かす行動を中止するよう促した。

 一方、国家安保室は点検会議に先立ち、先端技術の海外流出防止に向けて構成された「技術流出合同対応団」の4回目の会合を開いた。

 会合は半導体やバッテリー、医薬品、造船など重要産業分野で大規模な海外投資が計画されている状況における産業技術や営業秘密を保護するための方策を話し合うために開かれた。

 技術移転の事前審査や事後調査を強化するとともに、国内企業の海外事業所についても国内に準じたレベルの技術保護を求めていくことを確認した。


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