韓国ドラマ「テプン商事」のネタバレあらすじ、キャスト、視聴率、相関図、感想
「テプン商事」が、視聴率と話題性で共に熱い上昇を続けている。8話では全国世帯平均9.1%、最高9.6%、首都圏世帯平均9%、最高9.7%を記録して自己最高視聴率を更新した。(ニールセンコリア提供、有料世帯基準)話題性も1位を席巻し、NetflixグローバルTOP10 TV(非英語圏)部門に3週連続でランクインして熱い話題を集めている。
こうした人気には、キャラクターになり切ったイ・ジュノとキム・ミンハの熱演が一役買っている。ジュノは特有の繊細な感情表現で、放棄することを知らずに前進し続けていく青年カン・テプンの内面を繊細に描いた。現実の壁の前でも人間的なあたたかさとロマンを失わない人物の雰囲気が彼の表情と目つきから自然ににじみ出て、キャラクターをさらに魅力的に作り上げた。時には無謀なほどに熱く、また時には誰よりも繊細なテプンの様々な顔がジュノの演技によって流麗に交差し、そこにユーモアと人間味まで加えられ、危機の中でも輝く商社マンの顔が完成した。
キム・ミンハは誠実で責任感のある“韓国の長女”オ・ミソンを立体的に描き出した。ややもすると単調に見えるキャラクターに活気を吹き込んだのは、キム・ミンハ特有の繊細な表情と体全体で表現するダイナミックな演技だった。正直でしっかりした人物の雰囲気の中にもウィットとエネルギーがあふれ、コミカルな瞬間にはリズム感が感じられ、顔全体で感情を注ぐ瞬間は深い感動が感じられるなど、表情ひとつで物語の雰囲気を繊細に導いた。こうして彼女の演技は単に現実的な会社員に留まらず、誰もが共感して愛することができるオ・ミソンを完成してドラマにぬくもりを加えた。
ふたりの俳優は現場で絶えず会話し、シーンの細かな部分を一緒に作り上げた。シナリオに込められた感情以上に、お互いの呼吸の中で即時のアドリブと微細なアイコンタクトでキャラクターの現実感を倍加させた。その過程でテプンとミソンのシーンでは本物のような息吹が加わり、自然なユーモアと感情の流れが生きていた。俳優たちのこうした鮮やかなエネルギーは「テプン商事」の物語にも人生の匂いとぬくもりを吹き込み、危機の中でもお互いを信じて頑張る商社マンたちの世界をさらに説得するように描きあげた。
放棄を知らない商社マンたちの苦軍奮闘も、時には愉快に、時には感動的に展開され、視聴者に爽やかなカタルシスを与えている。IMF(国際通貨基金)の危機という冷酷な現実の中でも、私ひとりではなく一緒に生きていくために耐え抜く彼らの熱い生存記は、毎回小さな奇跡のように感動を残している。危機の中でも消えない希望と連帯の力が視聴者にも深い余韻を伝える中、タイ警察に捕まった営業課長コ・マジン(イ・チャンフン)事件がテプン商事にどんな運命を与えるのか、そしてテプンとミソンはどのようにこの危機を突破するかに関心が集められている。
一方、「テプン商事」は毎週土、日の夜9時10分に韓国のtvNで放送される。
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