29日(現地時間)、英国紙「ザ・ミラー」はボディランゲージ専門家ジュディ・ジェイムズの言葉を引用し、「トランプ大統領は金冠を贈られ、未来を想像する恍惚状態に陥った」と報じた。
先に李大統領は29日(韓国時間)、慶尚北道慶州の国立慶州博物館で開かれた公式国賓歓迎式で、トランプ大統領にムグンファ大勲章を授与し、天馬塚の金冠模型を贈呈した。ムグンファ大勲章には金190ドン(712.5g)、銀110ドン(412.5g)、さらにルビー、アメジスト、七宝などが使用されており、金の価値だけでも1億3000万ウォンを超えると伝えられている。
特に黄金色を好むトランプ大統領の嗜好を考慮した金冠模型の贈り物に、彼は何度も「美しい」「本当に特別だ」と称賛を惜しまなかった。
これについてジェイムズ氏は、「全米でノー・キングス(No Kings・王はいらない)運動を引き起こした彼は、すでにいつ王冠をかぶるか計画している」とし、「うっとりと見つめる姿は、未来を想像している状態だろう」と説明した。
さらに、「トランプ大統領は快感と興奮を抑えるように体を左右にわずかに動かし、部分的に抱きしめるようなジェスチャーをしながら感謝の表情を浮かべている」と分析した。
また、「トランプのボディランゲージを見ると、これから迎える年末年始に贈り物を渡す際の重要なヒントが得られる」とし、「誰かに心から喜ばれる贈り物をすると、トランプのように目が離せなくなるだろう」と述べた。
海外メディアも、金冠を贈られたトランプの行動や表情に注目した。派手な贈り物を好むトランプの趣向にぴったりだったという。
この日、昼食を兼ねた首脳会談でも、トランプの好みを反映した「黄金色のデザート」が話題を集めた。
CNNも「韓国はトランプ大統領の訪韓期間中、彼の金への愛着をうまく活用している」と報じた。
一方、トランプ大統領は会談後、野球用品セットを贈った。バットにはホワイトハウスのある米ワシントンを本拠地とするメジャーリーグ球団ワシントン・ナショナルズの外野手ディラン・クルーズ選手の直筆サインが入っており、野球ボールにはトランプ大統領の印章が押されている。
これについて米側は、「アメリカの宣教師たちが初めて韓国に野球を紹介した歴史を象徴する贈り物を通じて、韓米両国の深い文化的絆と共通の価値を伝えたかった」と説明した。
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