30日、韓国国会保健福祉委員会所属のキム・ミエ議員が国民健康保険公団から入手した資料によると、韓国内のうつ病患者は2018年の75万2976人から昨年110万6744人へと47.0%増加した。
またこの期間、うつ病患者の診療費は約3908億ウォン(約420億8700万円)から7615億ウォン(約820億円)へとほぼ2倍に増えた。
一方、同期間における躁うつ病患者は9万5911人から13万9731人へと45.7%増加し、診療費は1161億ウォン(約125億円)から1823億ウォン(約196億3000万円)へと57.0%増加した。
これら2つの疾患の診療費(昨年基準)を合わせると、1兆ウォン(約1077億円)に迫る金額となる。
キム議員は「うつ病と躁うつ病は単なる個人の疾患ではなく、社会構造の病理現象だ」とし「特に青年層や女性層を中心に増えている精神健康問題に関し、政府が早期介入と予算拡大に乗り出すべきだ」と指摘した。
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