外国人客数の増加は、9月29日に施行した3人以上の中国人団体観光客の無ビザ入国許可が下支えした。ソウル市の免税店を訪れた外国人客数は、前月比8%増の約32万人。一方でチェジュ(済州)など他地域は減少している。
顧客数が増えても売り上げが伸びない現象について業界は、中国のソーシャルバイヤーの縮小と、外国人観光客による消費トレンドの変化を挙げている。これまでは免税店における大量購入が主流だったが、最近では化粧品や日用品、体験型コンテンツを中心とした費用対効果が高い体験型の消費に変わってきているという。
こうした動きに対しロッテ免税店は「肌のカラー診断クラス」を開くなど、美容分野の体験マーケティングを強化。新羅免税店は韓流や高級ブランドを全面に打ち出し新たな消費者をつかもうとしている。
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