飲酒運転をした60代の公務員、罰金2000万ウォン宣告=韓国
飲酒運転をした60代の公務員、罰金2000万ウォン宣告=韓国
居住地周辺で駐車の問題で隣人と言い争いになり、出動した警察に飲酒事実が摘発された60代に罰金2000万ウォン(約212万円)が宣告された。

法曹界によると25日、プサン(釜山)地裁は24日、道路交通法違反(飲酒運転)の疑いで起訴された60代のA被告に罰金2000万ウォン(約212万円)を宣告した。

A被告は2月28日午後7時55分ごろ、釜山クムジョン(金井)区のある道路で酒を飲んだ状態で乗用車を70メートル程度運転した疑いで裁判にかけられた。

当時、A被告の血中アルコール濃度は免許取り消し水準の0.098%の状態だった。A被告は駐車の問題で隣人と言い争いになっていたところ、これを止めるために出動した警察に飲酒事実が摘発されたことが分かった。

警察による調査の結果、A被告は2006年から2021年まで4回にわたって飲酒運転で処罰を受けた前歴があったことが確認された。

A被告は裁判の過程で「事件当時、マッコリを半瓶飲んで運転し、警察が出動する前に家で追加で焼酎1本を飲んだ状態で飲酒測定が行われ、血中アルコール濃度の数値が正確ではない」と主張した。

しかし、裁判所は「A被告が最初は警察官に運転事実を否認しており、ドライブレコーダーの映像に映った姿を確認した後、焼酎1本半を飲んで運転したと自ら供述した点、呼吸測定後に血中アルコール濃度の数値が高く出たとして、病院に移動して採血まで要求したが、この過程でも追加で飲酒したという主張を全くしなかった点などを考慮し、被告人の供述は信憑性がない」と判断した。

ただし、裁判所は「A被告が飲酒運転の事実自体は認めて反省している点、車両の運行距離が比較的短い点、罰金刑を越える処罰の前歴がない点を参酌した」と量刑理由について明らかにした。
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