アリエクスプレスが韓国で生鮮食品のオンライン販売を開始、試験サービスを開始＝韓国

中国電子商取引（EC）最大手の阿里巴巴集団（アリババグループ）傘下のアリエクスプレスが、初のローカル事業としてオンラインスーパーマーケット「アリ・フレッシュ」の試験サービスを開始した。韓国の新世界グループとアリババグループ傘下のアリババ・インターナショナルとの合弁会社、グランドオプスホールディングの下で行われる。

アリ・フレッシュはアリエクスプレスのアプリ内にある独立したチャンネルを設け、韓国の農産物と加工食品をはじめとした食品や生活必需品を中心に販売を行う。今後は正式オープンに向け、段階的に配送の効率性を高め商品群を拡大していく計画だ。

アリエクスプレスはアリフレッシュを通じて、世界で培ったプラットフォーム運用ノウハウを基に、韓国の地域と地域をつなぐ「ローカル・トゥ・ローカル」ビジネスに本腰を入れる。小容量パッケージの食品カテゴリーを拡大し、包装や配送の効率を高めるなど現地化戦略を段階的に効率化していく。

アリエクスプレスの関係者は「試験運用期間に販売者と消費者からのフィードバックを積極的に反映し、韓国市場に最適化したオンラインリテールサービスとして成長させていく」と述べた。