「お金を払ったのに泥棒にされた」…小学生の顔を公開した無人店舗の店主=韓国
「お金を払ったのに泥棒にされた」…小学生の顔を公開した無人店舗の店主=韓国
無人店舗で支払いをした小学生を窃盗犯だとして顔を公開した店主が名誉毀損(きそん)で告訴された。

22日インチョン(仁川)西部警察署によると、最近、仁川市西区の無人店舗でアイスクリームを盗んだと疑われた小学生A君の母親は名誉毀損の容疑で店主を警察に告訴した。

A君は先月11日、学習塾の授業を終え、近くの無人店舗で800ウォン(約85円)のアイスクリームを買い、店内に記された口座に800ウォンを入金した。受取人宛ての表記欄には自分の名前と商品名まで記載した。

今月1日、同じ無人店舗を訪れたA君は驚いた。店内に自分の顔と横顔が映ったCCTV(防犯カメラ)画面をキャプチャーした写真2枚が貼られていたからだ。

店主はA君が支払いをせずに商品だけを持って行ったと誤解し、CCTV画面のA君の写真と「この人物が本人であるか、この人物を知っている方は連絡ください」という文句を掲示していた。

この写真を見たA君は母親にこの事実を伝え、母親は店主に事の一部始終を聞いた。

店主は、「別の学生から支払いをせずに商品を持って行ったようだという連絡を受け、CCTVを見ると支払いの場面がなくA君がすぐに外に出たため、支払いをしなかったと思った」と説明した。

店主は母親の連絡を受けた翌日、口座の内訳を確認し、写真を撤去した。

母親は「店主の軽率な行動により息子が大きな傷を負った」として店主を警察に告訴した。

警察はすでに告訴人の調査を終え、近いうちに店主を呼んで写真を掲示した経緯などを調査する予定だ。
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