高市早苗首相は21日、「来週韓国で開かれるアジア太平洋経済協力(APEC)首脳会議は各国首脳と会う貴重な機会だ」と述べ、「非常に期待している」と明らかにした。APEC首脳会議は今月の31日から来月の1日までキョンジュ(慶州)で開催される。

高市首相はこの日の夜、首相官邸で開かれた就任後初の記者会見で「APECは重要な地域協力の枠組みで、規則に基づいた自由で公正な経済秩序を維持・強化する場」と述べ、「日本が存在感を発揮して世界の中心で華麗に咲く外交を取り戻したい」と語った。

また、高市首相は「日韓関係の重要性が一層高まっており、イ・ジェミョン(李在明)大統領との会談を希望する」と強調した。

李大統領はこの日、高市新首相の選出について自身のフェイスブックを通じて「APEC首脳会議が開催される慶州で高市首相と直接会い、建設的な対話ができることを期待している。改めて首相就任をお祝いする」と明らかにした。

高市首相は26日にマレーシアで開催されるASEAN(東南アジア諸国連合)首脳会議に出席するとも明らかにした。

米国のトランプ大統領については「日米同盟は日本の外交安保の基軸」と述べ、「トランプ大統領と会えるならば率直な意見交換を行い、首脳間の信頼関係を深化させようと思う」と述べた。

トランプ大統領は27日から29日にかけて日本を訪問した後、韓国を訪問する予定だ。
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