在ドイツ韓国系市民団体“コリア協議会”によると、ベルリンのミッテ区庁は17日午前7時ごろ(現地時間)、管内の公共敷地にあった少女像を撤去した。
ミッテ区庁は、撤去命令の効力の停止を要望していたコリア協議会の可処分申請が今月14日に裁判所で棄却されてから3日後に、請負業者と警察を動員し少女像を撤去した。
コリア協議会は少女像をテープで巻き、会員や地域住民たちが交代で監視したが、強制撤去を阻止することはできなかった。
コリア協議会のハン・ジョンファ代表は「活動家3人が守っていたが、警察官25人が少女像を取り囲み近づけないようにした」と説明した。
少女像の設置存続を求めてきた市民たちはこの日の午前、少女像のあった場所に「なぜ少女像に再び暴力をふるうのか」「戦争準備のかわりに平和の少女像を」などが書かれたプラカードを置いて抗議した。
ベルリンの少女像は2020年9月に設置され、ミッテ区庁は「臨時芸術作品の設置期間である2年が過ぎた」として、昨年から撤去を求めていた。
市民団体などは「これまで少女像を容認してきたベルリン市とマッテ区当局が、日本政府のロビー活動により立場を変えたのではないか」と疑っている。
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