9月26日、ソウル中央地裁で開かれた公判に出廷した尹錫悦前大統領=(聯合ニュース)
9月26日、ソウル中央地裁で開かれた公判に出廷した尹錫悦前大統領=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)前大統領による昨年12月の「非常戒厳」宣言を巡る内乱・外患の疑惑を捜査する特別検察官は15日、尹氏が取り調べを受けるため、特別検察官の事務所に出頭したと明らかにした。

 特別検察官側は記者会見で、先月30日に外患容疑で尹氏の拘束令状を請求し、今月1日に発付されたと説明した。この日午前、尹氏が収監されているソウル拘置所で令状を執行する予定だったが、尹氏に執行計画を伝えると自ら出頭する意思を表明したため、執行はしなかったという。

 特別検察官は非常戒厳の口実をつくるため、北朝鮮の挑発を誘導する目的で平壌に無人機を飛ばすよう指示した疑惑を巡り、尹氏に対し先月24日と30日に出頭するよう要請したが、尹氏は応じなかった。


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