ソウルにあるサムスン電子の社屋(資料写真)=(聯合ニュース)
ソウルにあるサムスン電子の社屋(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国のサムスン電子が14日発表した7~9月期の連結決算(速報値)によると、本業のもうけを示す営業利益は前年同期比31.8%増の12兆1000億ウォン(約1290億円)だった。売上高は同8.7%増の86兆ウォンで、四半期として初めて80兆ウォンを超え、過去最大を記録した。

 7~9月期の営業利益は前期(4兆6800億ウォン)比158.6%増加し、前年4~6月期(10兆4400億ウォン)以来5四半期ぶりに10兆ウォン台を回復。2022年4~6月期(14兆1000億ウォン)以来約3年ぶりの高水準となった。

 韓国金融経済情報メディアの聯合インフォマックスが取りまとめた市場予想は営業利益が前年同期比12.2%増の10兆3043億ウォン、売上高が同6.4%増の84兆1716億ウォンだったが、営業利益と売上高のいずれも市場予想を大幅に上回った。

 部門別の業績は公開されなかったが、証券業界は半導体事業を担うデバイスソリューション(DS)部門が5兆ウォン台の営業利益を記録し、4~6月期の4000億ウォンに比べ10倍以上に増加したと見込んでいる。


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