呉世勲ソウル市長
呉世勲ソウル市長
オ・セフン(呉世勲)ソウル市長は9日、政府の民生回復消費クーポン発行に対し「国全体が借金をして現金をばらまくことが繰り返されれば、未来世代は前の世代の豊かさを享受できない。恥知らずかつ未来世代略奪と言っても過言ではない」と批判した。

呉市長はこの日、フェイスブックに載せ‘青年の肩に乗せるのはクーポンではなく、競争力でなければなりません’というタイトルでこのように明らかにした。

呉市長は中国の台頭と米国の自国優先主義外交、気候危機などを挙げ、‘世の中の目まぐるしい変化に恐怖を感じる’という青年たちの声を伝えた。

続いて「ところが、政府・共に民主党(与党)は青年の切実な不安を知っているのか知らないのか、単発の現金ばらまきを『民生回復消費クーポン』と名付け、13兆ウォン(約1兆4800億円)の財政を注ぎ込んだ。膨れ上がった借金はそのまま青年の肩にふりかかる」と批判した。

さらに、呉市長は「2006年にソウル市長に就任して以来、文化経済と都市競争力を強調してきた」として、トンデムン(東大門)デザインプラザ(DDP)、ハンガン(漢江)セビッ島、漢江公園、ナムサン(南山)、ヨンサン(龍山)国際業務地区などを優秀事例として紹介した。

また、「いかなるブランドも生み出したことのない運動圏勢力は、変化の瞬間ごとにいつも同じ態度を見せてきた。チョンゲチョン(清渓川)復元も漢江ルネッサンスも無条件に反対しただけだ。彼らの論理どおりだったら、現在のソウルは『K-POPデモンハンターズの都市』ではなく『止まった都市』になっただろう」と主張した。

特に、呉市長は「ソウルは再び『創造の都市』『ブランドの都市』へと跳躍しなければならない。そうしてこそ青年たちが創造資本、ブランド資本をシードマネーにして世界と競争することができる」と強調した。
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