韓国語の授業を受けるフランスの高校生(資料写真)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
韓国語の授業を受けるフランスの高校生(資料写真)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】韓国教育部は9日、2026年の韓国語能力試験(TOPIK)の実施計画を発表した。受験者数の増加に伴い、インターネットを使った試験(IBT)の会場を増やし、実施する国・地域も拡大する。

 読解・聴解・作文の能力を評価する「TOPIK I」(初級)と「TOPIK II」(中・上級)はペーパーベースの試験(PBT)が6回、IBTが6回実施される。話す能力を測る「TOPIKスピーキング」はインターネットベースで3回実施される。

 IBTはこれまで韓国を含め13カ国・地域で実施されていたが、来年からネパール、ラオス、バーレーン、インドが加わり、計17カ国・地域になる。

 教育部はまた人工知能(AI)機能が搭載された機器を持ち込んだ場合、試験を無効とし今後2年間受験資格を停止するなど厳重な対応を取る方針を明らかにした。

 TOPIKは海外で暮らす韓国系住民や外国人の韓国語能力を客観的に測定・評価するため、1997年から実施されている。

 受験者数は2022年の36万人から23年には42万人、24年には49万人と増加し、今年は初めて50万人を突破。9月時点で約55万人が受験した。


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