インド難民、初めて会った男性にキス...性的暴行を試みる=韓国
インド難民、初めて会った男性にキス...性的暴行を試みる=韓国
韓国キョンギド(京畿道)ポチョンの路上で初めて会った20代男性に性的暴行を加えようとしたインド国籍の難民に対し、実刑判決が下された。

7日、法曹界によると、ウィジョンブ(議政府)地裁第13刑事部(オ・ユンギョン部長判事)は、類似強姦(=性的暴行未遂)容疑で起訴されたインド国籍の男性A氏に懲役4年を言い渡したと明らかにした。併せて、5年間にわたり児童・青少年・障がい者関連施設への就職を禁止する命令も下した。

A氏は昨年9月16日午前0時ごろ、京畿道ポチョン市の路上で20代男性B氏に性的暴行をした容疑で裁判にかけられた。

彼は道を歩いていたB氏に「どこへ行くところですか」と声をかけ、「一緒にビールを飲もう」と提案した。B氏はその誘いに応じ、二人は軽くお酒を飲みながら簡単な会話を交わした。

その後、B氏が帰宅のために先に席を立つと、A氏はB氏の後を追いかけ、突然彼にキスをした。驚いたB氏はその場で倒れてしまい、A氏はその隙を突いてB氏が抵抗できないよう彼の上に覆いかぶさり、性的暴行を試みた。

A氏は法廷で「合意の上でキスをしたのは事実だが、類似強姦の行為はなかった」と主張し、犯行を否認した。しかし、裁判所はA氏の主張を受け入れなかった。

まず、B氏の下着や肛門付近からA氏のDNAが検出されたこと、また監視カメラに当時の犯行の様子がそのまま映像として残っていたことが、A氏に不利な証拠として作用した。

さらに、被害者の一貫した証言や、彼が虚偽の供述をしてまで被告人に不利に働く動機・理由が見当たらない点も、裁判所の判断の根拠となった。

オ・ユンギョン部長判事は「被害者の自宅すぐ前で類似強姦を犯した点で、犯行の質が非常に悪質である」と指摘した。また「それにもかかわらず、自らの罪を否認し、反省の態度を見せておらず、被害者からの許しも得ていない」と厳しく非難した。

一方、A氏は2022年に短期ビザで韓国に入国した後、難民申請を行い、ことし4月18日までの滞在資格を得ていたことが分かった。

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